2011.11.03 Thursday

怒る技術

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    「怒る技術」を読了した。
    言いたい事をしっかり伝えるように怒るコツは丁寧な言葉で冷静に話す事に尽きる、とある。
    ということは、こうしたほうがいいとかああしたほうがいいなどと職場で頻繁に話しているオレは、いつも怒っていることになる。
    仕事上の単なる会話だと思っていたのだが、相手からすれば怒られているように感じるってことか。
    怒る=怒鳴るだと思っていたが、怒鳴るのは怒りの最右翼的表現だったのだ。
    静かに怒りを伝える事は、裏を返せば、静かに話しても意図せず怒りとなって伝わってしまうことがあるってことだ。
    なるほど。

    次は「歯医者のゲーム」ちがった「敗者のゲーム」。
    2011.10.02 Sunday

    読書の秋、群論と格闘する。

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      外の空気が清々しくなった。さんまも脂がのり美味くなって来た。
      うろこ雲が高く、キンモクセイも香り始めた。秋を実感、である。

      最近ブログの更新頻度が落ちて来た。
      去年のブログ書き込み数をみると、1年間で141。今年はこの書き込みを入れて160。
      毎日更新を目標としていたが、二日に1回に満たない結果であった。。。
      今後も今のペースで毎週2〜3本の書き込みを続けて行くことにする。

      現在ブルーバックスの「ガロアの群論」という本と格闘中。
      高校生向けに書かれた群論の本だが、なかなか難しい。
      なぜ郡論か?
      群論っていったい何の役に立つんだ?と思っていたのだが、仕事ででその片鱗をみた。
      技術開発部という職場柄、基板表面に付いているゴミが一体どんな物質なのかを調べることがある。
      物質に光を当てて透過してくる光や跳ね返ってくる光を調べる。
      物質の種類によって透過する光や跳ね返ってくる光の波長が違うのだ。物質が特定の光を吸収するからだ。
      それぞれの物質がどういう波長を吸収するのかということを計算するのに群論が役に立つ。
      簡単な構造の分子だと必要ないが、ベンゼン環やさらに複雑な構造では必要になる。
      群論を使えば実際に測定しなくても吸収波長を計算することができるのだ。
      これが振動分光学という学問領域になっているようだ。うーん、難しそうだなぁ。

      しかし、触りだけでも理解しようということで読み始めたのがこのブルーバックスだ。
      2次方程式の解から入って(なつかし〜)、方程式の解の性質を説明しながら、群論に導入して行く。
      微分積分のような雰囲気とは違い、一種のパズルのような雰囲気だが独特の難しさがある。

      この本はガロアの考えたことを高校生向けに噛み砕いて書いているが、出てくる内容は相当に高度(だと思う)。
      ガロアは高校生の時にすでに群論の着想を持っていたと言う。真の天才だったのだろう。
      20歳で決闘で死亡。若すぎる死だ。天才過ぎると長生きできないのかもしれない。
      2011.06.21 Tuesday

      『デフレの正体」(藻谷浩介著)を読む。

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        先日本屋で買って読み始めた。

        バブルの崩壊やリーマンショック以後の日本の景気低迷は、実は日本の年齢別人口分布によるものだという。
        まだ読み終わっていないが、書かれている内容はテレビに出ている経済学者のコメントより分かりやすく、納得できるものだ。
        景気がいいとか悪いとか雰囲気だけで語っている人が多すぎると指摘している。
        景気の指標として失業率という数字が良く出てくるが、日本の経済状態をうまく表す指標にはなっていないという。
        失業率ではなく就業者数という絶対数で話をするべきだという。2000年以降この就業者数がどんどん減っているそうだ。
        団塊の世代が大量に定年になり始めたからだ。これが日本の内需低迷の原因だという。
        だから雇用対策や金融政策を実施しても効果はない。
        就業人口の減少という日本の人口構成が抱える構造的な問題だからだ。

        本書のような指摘をする経済学者は今までいなかった。
        学者達は今まで何をしていたのだろうか?という疑問が頭をよぎる。
        さて、まだ読み終わっていないので続きを読むことにする。
        2011.05.27 Friday

        機上で溶融塩炉なるものを知る。

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          空港の本屋を物色していたら「原発安全革命」(古川和男、文春新書)という新書があった。
          ぱらぱらとめくってみると、現在の原発の問題点をクリアする原子炉があるという。
          それが「溶融塩炉」というものらしい。
          なかなか面白く、買って機中で読んだ。
          まだ読み終わっていないが概要を書くと、

          ・現在の原子炉は火力発電所のデザインをベースにしている。
          ・そのため、核燃料を固体で使用すると言う「無理筋」を押し通している。
          ・固体燃料を使用しているため燃料の使用効率が悪く、停止、再起動が難しい。
          ・維持コストがかかるため、規模の経済学が働き必然的に大規模な施設になってしまう。
          ・生成するプルトニウムは核テロに使用されやすいもので管理にもコストがかかる。

          これらを解決することができるのが「溶融塩炉」だということだ。
          その特徴は、

          ・核燃料はフッ化アルカリ金属の液体中に溶かしこみ、液体とすることで制御が容易になる。
          ・燃料の使用効率が良く、また炉の構造がシンプルになるため、原子炉の小型化が可能。

          すでにアメリカでこの方式の溶融塩実験炉MSRE(出力7.3MW)が建設され、1965年5月から1969年12月までの連続運転を達成したと言う。

          なぜこのような理想的な原子炉がこれまで注目を浴びてこなかったのか。
          それは原子力発電技術が原爆のプルトニウムを得るための軍事開発から派生したものだったからだという。
          溶融塩炉はプルトニウムを得るには非常に効率が悪い方式なので、研究予算が取りにくかったそうだ。
          そして発電メーカーは技術的蓄積のあった火力発電をベースに、発熱体を石油燃焼から核分裂による発熱に置き換える方式で原子炉を設計する道を取った。
          加圧型または沸騰型軽水炉だ。

          しかし福島原発でメルトダウンの悪夢が現実になった今、従来方式の欠点が鮮明になった。
          ざーっと読んで見た限りでは溶融塩方式は良い方式のように思えた。少なくとも「無理筋」ではない。
          今後は溶融塩炉を真剣に検討するべきではないだろうか。

          話は変わるが、ANAもJALも最近の機内食は量が少ないぞ!
          2010.10.23 Saturday

          紀伊国屋書店でSF小説を買う。

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            久し振りに新宿に出た。
            紀伊国屋書店に行くと「今読みたいSF100」という企画棚があり、しばしそこに居座る。
            ボルヘスの「エル・アレフ」という本があった。
            作者の名前は聞いたことがあるが、SF小説家だったのか?もっと昔の人だったような印象だが。
            本の中の短編を一つ読んでみた。ゲット。
            それとマイクル・コーニイというイギリス人の「ハローサマーグッドバイ」。
            SF史上屈指の恋愛小説とのこと。ゲット。
            他にもトマス・M・ディッシュの本やらいろいろ買いたいのがあったが、今回は2冊のみにする。

            「自己相似荘(フラクタルハウス)」というSFホラー短編を書いた平谷美樹という人の小説を探すがない。
            刊行物リストをパラパラめくっていたら「ハルビン・カフェ」というタイトルが目に入った。
            ハードボイルド小説のようだった。なかなか面白そう。次回買ってみることに。

            他の階でエクセル2007の使い方の解説本を買う。
            会社で新調したPCが2007なのだ。
            それまでエクセル2003を使って来たのだが、2007でGUIが全く変わってしまい、仕事の効率がえらく落ちてしまった。
            やりすぎ。
            最新のエクセル2010では2003のインターフェースに戻ったという話ではないか。
            とは言ってもエクセル2007を使いこなすしかない訳だ。
            2010.10.16 Saturday

            モリタウン熊沢書店で「経済ニュースが10倍分かる「新」日本経済入門」を買う。

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              日経ビジネスオンラインを見ていたら「日本は財政破綻しない。今こそ国際を増発するべきだ」
              という、今の世間一般の考えから離れたことを言う人がいた。
              http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20100727/215597/

              三橋貴明という人だ。作家、経済評論家、そして中小企業診断士という肩書きを持つ人だ。
              1994年都立大卒業なので、オレと年が近い。
              この記事はなかなか説得力があり、この人の著作があれば読んでみたいと思った。
              それがたまたまあったので買ってみた。

              前書きに「この国のマスコミや評論家の論調は、とかく曖昧なイメージを元にしがち」とある。
              「経済や政治について、マスコミや評論家は常に『わかったようなこと』を言う。
               明確な資料やデータに基づかず、たいした検証もしないまま、
               怪しいイメージを世間に垂れ流して人々を惑わせている」
              とも書いている。

              本当にその通りだ。
              持ち合わせている情報はオレたちとほとんど変わらないにも関わらず何かしら大層なことを言う
              テレビのコメンテータ達に、なんだか薄っぺらなものを皆感じているのではないだろうか。

              無知なだけならばまだいいが「意図的に世論を誘導しようとしている輩さえもが存在している」という。

              このように「無意識的または意図的に流布されているイメージ」を「客観的なデータに基づいて払拭」し、
              「正しい解決策の構築を試みる」のがこの本の第一の目的とある。

              おもしろそうではないか。
              オレの目についている鱗を落としてもらおう。
              2010.05.30 Sunday

              ドラッカー入門書 「もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」

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                6/11付けで異動することになった。
                ここ数回の週末は立川周辺で部屋探しをして、転居先も決まった。
                今日から転居関係の手続きを開始。荷造りも少しずつ始めた。
                異動先では全く違うモノに携わることになるが、これまでのドライプロセスのスキルを活かすことができる。
                シンガポールから戻ってきてから1年半の山梨生活であったが、
                その間に仕事の進め方や組織のあり方についていろいろと考えさせられた。

                ところでiphoneのソフトの中にAppStoreというソフトダウンロードサービスがあって、
                その中で電子書籍のダウンロードもできるようになっている。

                あまり面白いタイトルがなかったのでほとんど使ったことはなかったが、
                「もし高校野球の女子マネージャがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」という本を発見。
                なかなか読みにくいドラッカーを分かりやすく説明してくれるのでは?と思いダウンロードしてみた。

                表紙はアニメ系で中味は少年少女小説風。
                しかしドラッカーの教えを女子高生が野球部で具体的に実践していく筋立ては参考になる。
                表紙や文体はともかく、マネジメントを考える第一歩としてお勧め。
                翻訳されたドラッカーの著書よりこの本の方がオレの頭には良く染み入ってくれるようだ(笑)。

                やっぱり、難しい原書でカッコつけるよりも自分のアタマに合ったものを選ぶ、ということが、
                モノを学ぶ上で大事だな〜などと思ったりするのである。

                学びの鉄則1:まずは軽い本から始めよ。
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